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1日2杯は飲み過ぎ?健康を損なう恐れも「NGな豆乳の飲み方」3例

女性ホルモン・エストロゲンと似た働きがあるとされる“大豆イソフラボン”。肌の新陳代謝の促進や老化・生活習慣病の原因となる活性酸素の除去、血中コレステロールを下げる、自律神経のバランスを整える……、その他にも美容・健康に嬉しい効果が期待されるだけに、「手軽に飲める豆乳から補っている」という方は多いでしょう。

ですがこの豆乳には、健康を損なう恐れがあるNGな飲み方が存在することをご存じですか?

ここでは、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、“NGな豆乳の飲み方”についてお話していきたいと思います。

 

■1:飲み過ぎる

「大豆イソフラボンは、摂れば摂っただけ体に良い」そう思っている方はいませんか? 実はこの考え、要注意です。それは、内閣府・食品安全委員会により、大豆イソフラボンの一日の摂取目安量上限値が75mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)と定められているからです。

この背景には、海外(イタリア)のある試験データにも基づいています。閉経後の女性を対象にした臨床研究で、大豆イソフラボン錠剤150mg/日を5年間摂取し続けた結果、子宮内膜増殖症の発症が摂取群で有意に高かったとのこと。そのため、こうした研究や食経験から大豆イソフラボンの安全な一日の摂取目安量が設けられています。

私たち日本人は、醤油や味噌、納豆などの大豆食品から日常的に大豆イソフラボンを摂取しているため、豆乳の摂取量にも気を配る必要があるのです。

商品にもよりますが、無調整豆乳200mlあたり約56mgのイソフラボンが含まれるので、1日コップ1杯までにおさえておくと良いかもしれませんね。

 

■2:甘さをプラスする

豆乳には、大豆と水だけで作られた無調整豆乳と、砂糖や植物油、塩などを加えて飲みやすくした調整豆乳があります。せっかく美容と健康を意識して飲むのなら、「無調整豆乳の方が良い」と思いますよね。

そこで気を付けたいのが味付け。無調整豆乳の味が気になるからと言って砂糖やき釈された甘めのコーヒー飲料を混ぜていては、糖分の摂取量が増えてしまいます。

どうしても甘味が欲しいときは、はちみつやオリゴ糖を加えてみてはいかがでしょうか。

 

■3:開封から何日も経っている

開封から数日経った豆乳がドロドロしていた……。そんな様子を目にしたことがある方もいるでしょう。これは、空気中に存在する雑菌が豆乳に影響して凝固し、劣化が進んでいることの表れ。直ちに飲むのを中止することをオススメします。

「賞味期限内なのにどうして?」と思うかもしれませんが、それは“未開封”の状態での話。飲みきりタイプでない場合は開封後に冷蔵庫で保存し、2~3日を目安に飲むようにしましょう。

 

以上、NGな豆乳の飲み方についてお伝えしました。当てはまるものがあった方は、見直してみてはいかがでしょうか。

http://www.biranger.jp/archives/201971

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