【Amazon相乗り出品のメリット・デメリット】
【ネット物販】STEP5-4 小口出品Amazonアカウントを作る
相乗り出品のメリット・デメリットを見ていきます。
特にデメリットを注意してみていってください。
■メリット1:出品作業が死ぬほど簡単。
「相乗り出品」は、すでに登録されている商品を販売していく方法です。
カタログがすでにあるため簡単な情報 (金額・コンディション・個数など) を打ち込むだけで出品ができてしまいます。
《例:時計の出品ページ》
測った事はありませんが、2.3分もあれば出品作業ができるぐらい簡単です。
■メリット2:過去データをもとに、商品リサーチができる
新しい商品との圧倒的な違いは、過去のデータがあるということです。
これまでの販売実績を確認できるのは大きなメリットです。
販売実績データを参照するにはツールを利用します。
モノレート
ランキングや価格の推移もある程度わかるので「売れている商品が何なのか?」も一目でわかります。
XDEALER.PRO
ライバルが在庫を何個持っているのかが瞬時にわかるツール
■メリット3:リサーチ・仕入れ・販売までの一連の流れを早く経験できる
リサーチをして、商品を日本に送ってもらうまで、約14日ぐらいかかります。
ただ、商品を販売してから商品が売れるまでは早いです。Amazonのブランド力・集客力は本当に最強です!
初めて仕入れた商品が、出品したその日に売れるということも少なくないでしょう。
その点、新規出品はリサーチや商品ページを育てるのに時間がかかるので、どうしても一連の流れを経験するまでに時間がかかってしまいます。
だからこそ、すべてのターンを早く経験できる「相乗り出品」は、モチベーションの維持もできるため、初心者にはおすすめの販売方法と言えるでしょう。
■デメリット1:ライバルが増えやすい
- 利益率80%
- ライバルゼロ
- 毎日10個単位で売れている
もしも、このような商品がリサーチから見つける事ができれば、あなたはすぐに発注をかけて仕入れることでしょう。
ただし、他の人も黙っていません。確実にライバルは増えていきます。
このように簡単にライバルが増えてしまうのが「相乗り出品」のデメリットのひとつと言えますね。
ライバルが増えると、カートボックスの獲得率も下がってきます。
普段何気なくAmazonで購入している商品も、カートボックスを獲得しているセラーから購入しています。
■デメリット2:価格競争に巻き込まれることが多い
相乗り出品は、誰でも気軽に出品できる反面、価格競争に巻き込まれるリスクがあります。
ライバルが増えて1番最初に取る対策のひとつが『値下げをする』ことです。
理由として、Amazonではカートボックスを獲得しないと商品が売れる確率がグッと下がってしまうから。
カートボックスを獲得する明確な基準は公表されていませんが、「最安値に設定する」ことは獲得率をアップするひとつと言われています。
- ライバル増える = 価格競争が起こる
だからこそ、相乗り出品をする場合は「事前の商品リサーチ」が重要になってきます。
相乗り出品をする場合の注意ポイント
Amazonで売られている商品はすべて相乗りできるわけではなく、「販売NG」の商品もあります。
■ブランド品や有名なアニメキャラに注意!
例えば、この『Supreme (シュプリーム) のiPhoneケース』
Amazonの商品ページはこちら。
次に、中国のアリババ。
まったく同じ商品に見えます。
しかも金額が5元!
日本円だと85円ぐらい…めちゃくちゃ安いです!
ただこのような商品、99.99%の確率でコピー品です。
このように、中国サイトには腐るほどコピー品が売られています。
アニメキャラにも要注意!
アニメキャラには「商標権」などの規約がありますので、避けておくに越した事はないです。
ブランド品やアニメキャラは、利益が取れるからといった理由だけで仕入れてしまうと、不良在庫を抱えるだけでなく、
アカウント停止のリスクも出てきますので「扱わない!」とルールを決めておいた方がよいでしょう。
■商標権がある商品には注意!
商標権侵害状態を放置しておくと、Amazonからアカウント停止措置をくらうばかりか、損害賠償を請求されても仕方ありません。
ですが、それは極端な事例で、Amazonとて「アカウント停止」の前には「一時停止」と、段階を踏んで措置を取ります。
要するに、通知が届いたら、迅速に対応すればよいのです。
ですから、商標権侵害の通知が来たからと言って、過度に恐れることはありません。
それに、仮に、出品前に商標権侵害の有無をAmazonに問い合わせたとしても、Amazonから明快な回答(※Amazonからの回答例を参照ください)が得られる訳ではなく、ましてや、たとえ正規のルートでメーカーから仕入れたとしても、メーカー側に認識違いがあれば、それが原因で通知が届くこともあります。
◇商標権の有無を見分けるには 参考ページ:特許情報プラットフォームサービス
◇Amazonから商標権侵害通知メールが届いたら 参考ページ:対処方法と手順