2010年大晦日。本年の締めくくりの会員数集計です。
本日現在の会員数は、
●住民あんぜん長岡:16152名
●住民あんぜん小千谷.川口:762名
●住民安全さんとう:114名
●長岡災害情報メール:760名
4つの情報共有網の合計は、17,788名となりました。
「住民あんぜん長岡」の普及状況について少しだけ分析してみます。
まず、携帯電話の普及率を調べてみます。
ネット上で調べたところ、最新のデータでは87%という数値が出ています。
ハ、ハ、ハチジュウナナパーセントォ~~…と驚くべき数値!!
普及しているという実感は感じとっていましたが、まさか、ここまでの数字とは思いませんでした。
とは言え、それ以外の数字が見当たらないので、とりあえずこの数字を長岡市の場合に当てはめてみると・・・283,285人(長岡市の人口)×87%=246,457台(長岡市内の携帯電話数)
上記の普及率は、契約件数ベースで計算されているもののようなので、所持者数を割り出すには、携帯電話を複数所持している人を.差し引かねばならない。
これもネット上で調べたところ、昨年度の調査で、約20%という数値があったので、これを適用して、その分を差し引くと、246,457台(長岡市内の携帯電話数)-20%(複数所持)=197,165人(携帯電話所持者数)となります。
さらに、
当方の会員層は30歳代~60歳代なので、上記の所持者数に、その年齢層割合(長岡市のホームページ参照)を掛け合わせてみる。
すると、197,165人(長岡市内の携帯電話所持者)×52%(30~60代の割合)=102,525人(長岡市の携帯電話所持者の内、30~60歳代の人数)
つまり、この数字が、住民あんぜん長岡の会員数のMAX数値で、今後の目標値ということなります。(実際には、ターゲット層の人たちがすべて会員になるということなどあり得ないだろうから、目標値としては高すぎるのかもしれないが…)
現状においても、
長岡市内で携帯電話を持っていそうな人に「住民あんぜん長岡の会員になっていますか?」と訊くと、10人中一人か二人がYesと答えるという結果が出ている訳でして、、、
これは、これで結構すごいことだと思いますが、伸びしろは、まだ80,000以上ある訳ですから、喜んではいられません。
さて、来年はどうなることやら?
少なくとも、現状のまま一年間で3,000~4,000人増の今のペースを崩さず行けば、2万人の大台をクリアできることにはなりますが、そんなペースで目標の10万人に届かせるには、20年かかってしまうので、そういう観点から考えた場合は、今のやり方をダラダラと継続することは問題外であり、何か新しい手を打っていかねばならないだろうと感じています。
一年間に3,000人や4,000人レベルではなく、6,000人、7000人と増やすにはどうしたらいいだろうか?
以前から発表している、メールにお店や企業のCMやお得メールを添付していく...という来年度からの企画。これは、もしかすると、思いのほか高い効果を発揮するかもしれません。
「お店や企業からのお得メールが欲しいから安全情報会員になった」という人が増えるかもしれない、と思うからです。
もちろん、反対に、
「安全情報だけ受け取りたいと思っていたのに、企業のCMまでついてきて邪魔くさい」と思う人もいるでしょうから、何とも言えないところではありますが、
安全情報の質さえ落とさなければ、それらの人の解約はある程度抑制することができるでしょうから、私たちとしては、解約する人を極力抑えて、入会する人をどんどん増やす…これしかないわけです。
少なくともひとつ言えることは、
会員数が増えれば、より多くの人たちで情報共有できる訳ですから、緊急時の情報共有網としては、より有効だと思います。
いろいろ考えるところはありますが、少なくとも、今のままの方法を続けていては、目標達成に20年以上かかるということになってしまいますから、
私たちとしては、失敗を恐れず、目標達成に向かって、新手?奇策?とにかく今できることのすべてをやっていきたいと思います。
皆様、本年一年、ありがとうございました。
来年の今頃は、
住民安全ネットワークが一皮むけた団体となれるよう頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
事務局長 笠井徳昭