笠井です。
少々乱暴に聞こえるかもしれませんが、障がいの子を持つお母さん方に対する私の率直な感想をお話します。
住民安全ネットワークジャパンの情報配信の活動を私が一生懸命やっているのは、障がいを持つ娘のためだということは以前に本ブログの記事の中で発言させていただきました。
障がいを持っている皆と一緒に畑で農作業をしているのも、また、障害を持つ娘の将来のために行っていることであります。
この畑の活動に、最初の頃は参加していた障がいの子と母親の姿が、最近急に少なくなってなってきました。
彼女たちは口々に「このまま農作業をしていると、具体的にどうなるのですか?」と言います。
どうやら、そういう思いから、だんだんと足が遠のいているのですね!?
はぁー、困ったものだ。本当に困ったものだ。
障がいの子の親という同じ立場の者として、率直に申し上げて「情けない」の一言であります。
障がいの子を持つお母さん、
あなた方は今まで何をするにも逃げ腰でしたよね!?
もしもあなた方が、先も見えないほど雑草が生い茂る荒れ果てたた広大な土地を前にしたら、あなた方はどうしますか?
きっと、最初から諦めて、何もせずに呆然と立ち尽くしたままでいるでしょう。
そこに後から「さぁ行きましょう」と鎌で草を黙々と刈って道を拓いてくれる人が現れた。
あなた方は、最初はその人の作ってくれた道をついてきました。
ところが、その内、この道はどこの行くの?どこに行くのか分からないなら、ついていけません、と騒ぎだす。
本来は道を拓くことこそ、あなた方の仕事だったのではないですか!?
あなた方がするべきことをしないから、他の人がしてくれたのだというのに、「どこに行くのですか?」は、いくらなんでもおかしくありませんか?
一歩踏み出す前に、些細な問題が心配で、一歩も踏み出さずいたあなた方が、どんな形であれ一歩踏み出すことができたのだから、立ち止まったり、後ろを向いたらいけません。
また、何もできずに溜息と愚痴の日々に逆戻りですよ。
あなた方のために、せっかく他人様がお膳立てしてくれているのですから、それを良い意味で利用しきって、自分たちの思う方向へ具体的に歩を進めれば良いのです。
「具体的にどうなるのですか?」などと他人に聞いていてはお話になりません。
なぜなら、「具体的にどうするか」はあなた方のするべきことなのですから。
もしも今のまま進んでいったとしたら…
子どもの未来には、どんな将来が待っていますか?
働く場所さえなく、施設に追いやられて、さびしく一人ぼっちで死んでいく障がい者。
ようやく空きが出た福祉施設に入っても、月に1万円出るか出ないかの給料で、買いたいものも満足に買えず、仕方なく福祉という世界の中で生きざるを得ない毎日。
そんな将来が自分の子どもたちの身に押し寄せるかもしれないというのに、あなた方は何もせず、ただ福祉行政頼みではありませんか!?
この文章を読んで腹立たしく感じている障がいの子を持つお母さん方は、是非ともご意見をお寄せください。