桑原です。
「有名人で誰に似ているか」私がもっとも言われてきたのが、「新沼謙治」である。高校時代に、女子から似ていると言われてから、卒業するまでの間、私のあだ名は、「ニイヌマン」、もしくは「ハト」になった。(新沼謙治さんは鳩好き)恋愛氷河期の消したい記憶である。
大学時代も嬉しくないあだ名がついた。小学校建設のボランティアでラオスを訪れた時のこと、女の先輩たちが、タイのお札と私を見比べて、爆笑していた。どうやら、タイのお札に描かれている国王が私にそっくりだったようだ。それ以来、私は「バーツ(タイの通貨)」と呼ばれている。これも消したい記憶である。
また、最近では、アメリカ大統領選挙のテレビを見ていた娘が、「とーたんがテレビにでている」と言い出した。テレビを見ると、その人物は「イエス、ウィー キャン」と熱く語っていた。なんと、娘は私とオバマ大統領を間違えたのである!
そんな出来事をブログに書いたら、テレビ局からの取材が来た。「新潟のオバマとしてコメントを!」と言われ、真面目に語ったのだが、放送での私は「チェンジ」と一言だけだった。あまりの恥ずかしさにチャンネルをチェンジした。まったく、娘の一言が、テレビ放送までになるとは驚きである。
翌日、私の母は、知り合いから、オバマの母とからかわれ、穴があったら入りたい思いをしたようだ。はずかしさのあまり、息子をチェンジしたいとまで言われた私はなんともみじめである。今は、私のあだ名が「オバマ」にならないことを祈るばかりである。