[ カテゴリー:福祉 ]

働く障害者にやりがい ウエスタ川越の福祉喫茶

JR川越駅西口前の複合施設「ウエスタ川越」(同市新宿町1丁目)1階に、障害者が働く福祉喫茶「カフェ&ベーカリーどんなときも」が4月、オープンした。自らパンを焼き、販売、給仕する店舗で、障害者らは「パン作りを通して客を幸せにできる」とやりがいを感じている。来客は1日200~300人に上り、順調な滑り出しを見せている。

店を運営しているのは、川越市の社会福祉法人「皆の郷」(町田初枝理事長)。営業は午前10時~午後6時。厨房(ちゅうぼう)で調理パンやドーナツ、菓子パンなどを製造し、コーヒーやジュース、ヨーグルトなどとともに販売する。現在は同法人の職員11人の指導を受けながら、知的と身体の障害を抱える男女6人が勤務5時間のシフト制で働いている。

夕方に翌日のパン焼きのため、仕入れた生地を発酵させる作業を実施。翌日、出勤した従業員が焼きたてのパンを客に提供する。雇用形態は障害者と運営者が雇用契約を締結する「就労支援継続A型」。健常者のパートやアルバイトの賃金同様に時給810円で働いている。

知的障害の斉藤政孝さん(36)=川越市=は「お客さんにサービスを提供して喜んでもらえる商品ができるのがうれしい」、下半身が不自由な坂本篤子さん(46)=所沢市=は「人と対面で接することができて楽しい。整体師を目指しているので役立てたい」と話している。

同店の施設長を務める湯浅俊二さん(43)は「駅前の一等地の公共性の高い施設で障害者が働く場を提供してもらったことに感謝したい。運営が軌道に乗れば、障害者が障害年金と賃金で生活できるようになり、自治体の協力が障害者の自立を促進させる意義は大きい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00010006-saitama-l11

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