同じ買うなら1円でも安く……とスーパーのチラシとにらめっこ。お店に行けば“●割引”のシールのついた商品を目ざとくゲット! そんなふうに節約に向けて涙ぐましい努力をしているわりには、家計簿の数字はちっともよくならない……こんな心当たりはありませんか?
節約アドバイザーの矢野きくのさんによれば、“できるだけ安いものを買い求める”という方法では無駄な買い物も増えて、かえって節約にならないことも多いのだそう。
それよりも、“本当に必要なものだけを買う”ほうがはるかに節約になるといいます。なんと“1か月の食費が8万円から5万円”と3万円も節約できたケースもあるのだとか! そんなすごい方法があるのなら、ぜひ実践してみたいですよね。
そこで、今回は矢野さんのお話をもとに、無駄を省いた本当に賢い節約のコツ3つをお届けしたいと思います。
■1:“無駄にしたもの”の記録をつける
“安いから”といって買い込んだ食品、きちんと使いきっていますか? 日本の食糧廃棄率はおよそ20%。買ったはいいものの、傷んだり食べきれなかったりして捨ててしまう量が意外と多いのです。
つまり、いくら安い買い物をしても、捨てる量が多ければそれだけお金を無駄遣いしているということ!
自分がどれくらい無駄遣いしているのか把握するためには、食品を捨てるたびに記録しておきましょう。たとえば、もやしをまるまる1袋捨てるなら30円、3パック100円の納豆のうち1パックなら33円……といった具合です。調理したものを食べきれずに捨てる場合も、およその材料費を計算してみてください。
1つ1つの金額は小さくても、1か月単位だと“塵も積もれば”で、自分がいかに無駄な買い物をしてきたか傾向を探ることができます。そうすれば、お店で割引商品を見かけても「どうせ捨てることになるから」と冷静にスルーできるようになり、本当に必要なものだけ買う習慣が身につくでしょう。
■2:調味料は個包装かなるべく小さいサイズのものを買う
一般的に調味料は分量が多いものほど割安になる傾向があるので、“ミニサイズは高い、個包装なんてもってのほか”というイメージがあるのではないでしょうか?
しかし、調味料は1回に使う量が少ないため、大きいサイズのものは使いきれないこともしばしば。しかも、封を開けたあとはどんどん風味が落ちてしまうものもあります。
調味料は個包装かなるべく小さいサイズのものを買い、開けたら1か月以内に使いきる。一見、高い買い物のようでも実はこちらのほうが節約になり、しかもおいしく食べられると一石二鳥なんです!
■3:マイボトルでコーヒーを持ち歩く
仕事や家事の合間につい欲しくなるものといえば“コーヒー”。コンビニの100円コーヒーはカフェよりもお得感があるものの、お店に立ち寄った際、コーヒー以外のものを“ついで買い”するなどして1か月単位でみると意外と費用がかかっている……なんてことはないでしょうか?
コーヒーブレイクは欠かせないけれど節約もしたいなら、マイボトルに入れてコーヒーを持ち歩きましょう。インスタントであれば手間もほとんどかかりません。
でもインスタントはおいしくないし……という方には『ネスカフェのレギュラーソリュブルコーヒー』がオススメです。微粉砕されたコーヒー豆が含まれているから、淹れたての香りと味わいを楽しめ、その品質は一流レストランのトップシェフをうならせるほど。バリスタを使えば自宅で簡単に本格的なカフェメニューが楽しめます。
また、1杯あたりの価格はなんと約20円! 自宅でリーズナブルにぜいたくな1杯を楽しむには賢い選択ですね。
以上、無駄を省いた本当に賢い節約のコツ3つをお届けしましたが、いずれも誰でも簡単に実践できるものばかりでしたね。食品の値上げが相次ぎますが、自分にとって必要なものを見極めて、無理なく楽しく節約を成功させましょう!
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