知らず知らずのうちに溜まっていく洗濯槽の汚れは意外と多いものです。部屋干しすると臭う…なんてときも洗濯槽の汚れが原因かもしれません。定期的なカビ取りでキレイにすっきりしましょう。洗濯物に黒いわかめのようなものが付くときは、洗濯槽の掃除のサインです。筆者は、だいたい半年に1度のペースで行っています。今回は酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)を使いました。酸素系漂白剤は塩素系のものに比べてキツイ臭いがなく、環境にやさしいのが特徴です。それでは、洗濯槽のカビ取りの方法を紹介します。
【 写真入りの記事はこちらのURLから → http://nanapi.jp/102577 】
■ カビ取りに必要な道具
・酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム100%のもの)
・お風呂用の垢取り網
・ビニール袋
■ カビ取りの手順
◎ STEP1:洗濯槽にお湯を張る
洗濯機を「洗い5分」「最高水位」にセットし、50~60℃のお湯を張ります。洗濯機の蛇口からお湯が出ない場合は、お風呂の残り湯に熱湯を足すなどしてお湯の温度を50~60℃に調節してください。酸素系漂白剤は、温度が低くても高くても効果を発揮しないので必ず温度を守るようにしてください。
◎ STEP2:酸素系漂白剤を入れる
洗濯槽にお湯を張ったら、酸素系漂白剤を投入します。そのまま5分洗いモードで洗濯機を回します。今回は60Lのお湯に対して、400gの漂白剤を使いました。
◎ STEP3:蓋を閉めて一晩置く
5分間、洗濯機を回したらそのまま蓋をして一晩置きます。
◎ STEP4:垢取り網でカビや石けんカスをすくう
一晩置いた洗濯槽の中には、ゾッとするような汚れがたくさん浮いています。これらをお風呂用の垢取り網を使ってすくいます。すくったゴミはレジ袋の中に捨てましょう。
◎ STEP5:槽洗浄コースで洗う
槽洗浄コース、なければ普通の洗濯コースをセットします。すすぎの前に1~2回とすすぎ中に1~2回蓋を開け、STEP4の「ゴミをすくう」→「捨てる作業」を繰り返してください。STEP5ですくい切れないゴミがあると、最後に脱水した時に洗濯槽にこびりついて取りづらくなってしまうので何度か洗濯機の蓋を開けてゴミをすくってください。
◎ 終了!
脱水までしたら、カビ取り完了です。
■ 注意点
カビ取りには一晩漬け置きする必要があります。急ぎで洗濯しなければならない時にぶつかったりしないように、時間に余裕があるときに行いましょう。
■ おわりに
洗濯槽のカビ取りをしたことがない!なんて人はぜひこの方法で試してみてください。すくってもすくっても出るゴミは見るのも恐ろしいです。しかし、洗濯槽のカビ取りをした後はとてもすっきりします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(著:nanapiユーザー・aya 編集:nanapi編集部)
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