毎日朝起きて会社へ行き、仕事をこなし、家に帰ってテレビを観たり家事をしたり……。大半の人々は、そんな淡々とした“可もなく不可もない”毎日を過ごしているでしょう。それがあたりまえの日常でもあります。
でも、そんなふうに日常的な生活をきっちりこなしていると思っていても、そこには“うつ”の前兆が潜んでいる可能性が!
そこで今回は、英語誌『Reader’s Digest』ウェブサイト版の記事を参考に、隠れたうつの前兆を検証してみましょう! こんなサインが見えたら要注意です!
■1:“幸せ”を感じない
朝、爽やかな青空を見ても、仕事をしていても、家族と話していても。心は弾まず、幸せも不幸せも感じず、感情は平坦なまま……。そんな毎日に陥っていませんか?
もしかしたら、そんなときはすでにうつの世界に足を一歩踏み入れているかもしれません!
専門家によると、感情が湧いてこないときは、精神的に今の状態を拒絶している場合があるかもしれないそうです。こんな状態に陥っていると感じたら、生活にいつもと違うエッセンスを取り入れましょう。旅行したり、美味しいものを食べたりと、感動や驚きなどの感情を呼び起こすことをしてみてください!
■2:スケジュールを埋め尽くす
あまりに忙しい日々が続くと、まるでロボットになったように仕事や日常をこなすようになってしまいますね。仕事や、ボランティアに子どもの習い事、日々の用事などでやることはたくさん!
本当に忙しいことももちろんありますが、スケジュールを埋め尽くし自分の時間を持たないことで、“わざと自分を見つめる時間を作らない”場合も考えられ、うつの前兆である場合も多いとか。
時間がなくても、せめて朝起きたら瞑想をするなどして、自分の内面をしっかり見つめてみましょう。
■3:突然プッツン切れる
どうでもいいことにイライラして、突然怒鳴って周りの人々を驚かせたりしていませんか? 精神科医によると、悲観的になったり落ち込んだりするだけでなく、このような“予測不可能な怒り”も、うつの症状であるということです。
会社や家庭でこのような症状が出ている場合、人間関係に支障をきたす前に、医師やセラピストに相談してみましょう。
■4:頭がボヤっとする
「最近、頭の中がクリアじゃないなあ……」と疑問に感じていませんか?
精神科医のもとを訪れる人の中には、うつであるということに気づいておらず、「考えがまとまらない」「頭の中が濁っているようでスッキリしない」などという症状を訴えることが多いそうです。
その結果、集中力が欠けたり、決断を下すことが困難になったりすることもあるそうですので、このように感じたときは要注意です!
以上、普段なかなか気づかない、隠れた“うつになる前兆”を4つご紹介しましたが、いかがでしょうか? 思い当たることはありませんか?
人は誰でも、体調によってこのような気分になってしまうことはあります。でもそんな日が続き、「何かおかしいな……」と思ったら、1人で悩まずに、迷わず専門家に相談してみてくださいね!
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