健康の3大原則は“快食・快眠・快便”。この中のどれか1つが抜けても、体調が悪くなってしまいますよね。
とくに、自分の意志である程度コントロールできる“食べること”と“寝ること”とは違い、毎日ある(はずの)“お通じ”は、自分の力ではなかなかどうにもならないもの。2~3日出ないと、お腹はパンパンで固くなり、ガスも溜まって苦しくなってきます。
でも、このように苦しい便秘になる人には、そのライフスタイルに共通点があるようなのです! 英語の女性向け健康誌『Women’s Health』の記事を参考に、どんなライフスタイルを送る人が便秘になりやすいのかを検証してみましょう!
■1:ストレスが溜まっている
仕事や家庭の問題が原因でストレスが溜まっていませんか? その結果、お腹の調子に悪影響が出てしまうというのです。
なんと、ストレスが腸の活動をつかさどる神経系器官に影響をおよぼし、便秘になりやすくなるとか。精神的に緊張したりイライラしたりすることの多いライフスタイルでは、出るものも出なくなってしまいます。
便秘になりやすい人は、腸だけでなくまずは心の健康にも気を配る必要がありそうですね。
■2:朝時間がない
朝、ギリギリの時間まで寝ていて、朝食もロクに食べずバタバタ会社へ行く……なんて毎日を送っていませんか? これではトイレにゆっくり行く暇もありません!
勤務時間は緊張しているせいか不思議とトイレに行く気にもならないもの。出勤前にきちんと済ませるためには、1時間早く起きてリラックスの時間を持ちましょう。朝の時間をゆったり過ごすことが必要です。
■3:旅行することが多い
出張や趣味で旅行をすることが多い場合、慣れた自宅を離れることになります。そして宿泊するときに、友人や家族、同僚が同室の場合も多いですね。
そうすると、自宅にいるときとは勝手が違うことや、移動が多かったり食べ物がいつもと違ったりすることで調子が狂い、なかなか便意が起きなくなってしまう人も多いといいます。そのままにしておくと、帰るころにはお腹がパンパン……なんてことも!
旅行すると便秘になる場合、夕食に食物繊維たっぷりの食事をする、朝の過ごし方を考える、旅先でもエクササイズするなどの工夫をして、体調を整えてみましょう。
■4:運動不足である
勤務時間の変更や天候の悪化、またはモチベーションの低下など、エクササイズをやめてしまう理由はいろいろ。
でも、アクティブなライフタイルをやめて、あまり動かない生活に突入してしまうと、それと同時に食生活や体調の変化により消化器官にも影響が出て、便秘になる確率が高くなるそうです!
時間がなかったり、やる気がなくなったりすることは誰でもありますが、エクササイズは体にも心にもいいことです。1時間早く起きて時間をつくる、室内でできることをするなど、なるべく体を動かすことを心がけましょう!
以上、“便秘になりやすい人”に共通しがちな生活習慣をご紹介しましたが、いかがでしょうか? もしかしたら、身に覚えのある方もいらっしゃるのでは?
便秘解消に肝心なのは、夜と朝をどのように過ごすか。便秘薬に頼る前に、夜は野菜や水分を十分摂取し、朝は早く起きて運動したり整腸作用のあるヨーグルトを食べるなど、“腸に優しいライフスタイル”を取り入れてみてくださいね!
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