9月定例県議会が24日、開会した。
泉田裕彦知事は所信表明で、死者74人を出した8月の広島市土砂災害を教訓とした防災・危機管理態勢づくりに言及。その一環として、土砂が到達する区域 を調査し、1万カ所以上を「土砂災害警戒区域」として指定する取り組みを、当初目標の平成29年度末から前倒しするとした。
北陸新幹線で直通タイプの「かがやき」が県内を素通りする問題や整備費負担に伴う便益問題にも触れ、「かがやきを県内に停車させた方がJRにとってもメリットがあるという環境を作ることが大切だ」述べた。
定例会には155億900万円の平成26年度一般会計9月補正予算案など29議案が提案された。
会期は10月10日までの17日間。
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