[ カテゴリー:子育て ]

将来の食生活が決まる!? 10歳までに体験させたい子どもの「食育」5つ

【ママからのご相談】
3歳2か月の男の子と1歳の女の子がいます。長男の食が細く、何か“食育”のような形で、「食べたい」という刺激を与えたいと考えています。「食育」という言葉をよく耳にしますが、親は何をすれば良いのでしょうか?

●A. フルーツ狩り、食育イベント、子ども向け料理教室等の企画に参加すると楽しいですよ。

ご相談をいただき、どうもありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

子どもに、「ご飯を食べさせたい」と切に願う気持ち、よく分かります。

さて“食育”に関して調べてみました。2005年に成立した食育基本法では、食育は『さまざまな体験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる』ことだと書かれています。

また、脳科学等、人間の成長を研究する分野では『10歳までの教育が子どもの未来をつくる』という考え方もあるそうです。

その考え方を応用すると、食に関しては、「10歳までの食育が、子どもの将来の食生活に大きく関係する」と考えることができるかもしれません。

そこで『子どもが10歳になるまでに行いたい食育』について、親ができること5つをまとめました。

●10歳までに体験したい“食育”5つ

●(1)家庭で一緒に食事づくりをする

家庭で食事づくりを一緒にすることが“食育”の基本になるでしょう。

野菜の皮をむいて包丁で切る、魚を焼く等、調理の基本を親と共に行うことで、食べ物に対する関心が向上します。

●(2)自治体や民間企業が行う“食育イベント”に参加する

自治体や民間企業が行う食育イベントの多くは参加費無料。最近では、親子で楽しめるイベントも増えました。

たとえば、紙パックメーカー『日本テトラパック』社では、NPO法人や自治体と共に、子どもが調理の基本を学べるイベント『icooking』を全国各地で行っています。

「小学1~3年生が“一人で一食をつくる”」という体験型食育で、包丁の使い方、鍋の使い方等、調理の基本から学び、一食をつくり上げます。

子どもを待つ間、ママはアロママッサージやヨガを受けられ、でき上がった料理を親子で食べられるという一石二鳥のイベント。

調理方法を楽しく学んだ子どもは積極的に家事に参加するようになり、ママの家事労働の負担まで減らすことができます。

●(3) 子ども向けの料理教室に通う

子ども向けの料理教室で、同じくらいの年齢の子ども達と一緒に料理をつくることで、“食事づくりの楽しさ”を感じ、食べ物への関心が増すでしょう。

●(4)フルーツ狩り

幼稚園や小学校で行われる“いも掘り遠足”も食育の一環ですが、「おじいちゃんが育てたりんごをとる」「一般農園が実施する“イチゴ狩り”“ブドウ狩り”などのフルーツ狩り」であれば、家族で楽しみながら、「果物がどのようにつくられているのか?」を学べます。

●(5)プチ農業、漁業体験

一番身近な農業体験は、家庭菜園ですね。

「ネギの根っこを植えて、ネギを育てる」「プランターでミニトマトを育てる」など、育ちやすい野菜づくりに挑戦することも可能。

釣りが好きなパパやおじいちゃんがいる家庭では、「釣った魚をさばいて食べる」という体験も食育そのものです。

また、農林水産省ホームページにある『教育ファーム等の全国農林漁業体験スポット一覧』には、子どもが農業体験できる『教育ファーム』や牧場等が掲載されています。広い農地で植物や動物に触れながら、食べ物について学習する場が全国にあります。

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家庭での“食育”は、家族の健康づくりに役立ちます。

“食”への関心を持つことが第一歩。私自身も、わが子の食育をどのように行っていくか、改めて考えてみようと思いました。

(ライタープロフィール)
アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)/外資系企業に勤務後、独立して10数年。「家庭と仕事を両立する生活」に憧れながらも、ずっと仕事ばかりの 生活を続け、アラフォーで長男を出産。初めての育児にドタバタ、悩みもいっぱい。「女性が子育てしながら働き続けるって大変じゃない?」という新たな気付 きで、子育て中の働き方を本気で考える毎日。今一番好きな言葉は「時短」。人との関わり合いと子どもと遊ぶこと以外は、あらゆる効率化を実験。「色彩心理 /カラーセラピー」も勉強中で、「自分らしさ」を活かしながら生きていける人が増えるといいなと思っています。好きなものは、ロック、まったりカフェ、た まご。

http://news.ameba.jp/20140915-314/

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