【下野】モンゴル出身で大相撲の横綱日馬富士関(30)が11日、薬師寺の自治医大とちぎ子ども医療センターと、子ども患者やその家族が利用する祇 園2丁目の宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス とちぎ(とちぎハウス)」を訪れた。2時間ほどかけて約100人の子ども患者やその家族を慰問し、 子どもたちの“笑顔づくり”に一役買った。
日馬富士関はモンゴルと日本で病気のある子どもたちへの支援活動に取り組んでいる。訪問は同国の心臓病小児患者へ医療支援するNPO法人「ハートセービングプロジェクト」理事で同センターの片岡功一講師(48)の仲介で実現した。
日馬富士関は同センターの慰問で子どもたち一人一人と握手をしたり、持参した折り紙などをプレゼント。「早く元気になってね」「テレビから応援してね」などと声を掛けていた。
日馬富士関と一緒に写真を撮った宇都宮市、主婦増渕久美子さん(34)は「がっちりして強そう」。三男の蒼大君(3)は「相撲」と目を輝かせながらもらったプレゼントを握りしめていた。
とちぎハウスでは施設内を見学し、利用者やボランティアスタッフと交流した。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20140912/1714918