ゴミ出しの中でも、資源ゴミ(リサイクル品)の出し方にはさまざまなルールがある。正しい分別方法で、資源の有効活用に協力しよう。
リサイクル品は、ビン、缶、ペットボトルに分けられる。暑い時期はいつもよりビールの消費量が増え、空き缶がすぐにたまってしまう。他にも、海苔缶、お茶缶、缶詰など食品類から出る缶は多い。中身をよく洗ってから、収集日に出そう。
空き缶の種類には、アルミ缶、スチール缶がある。この分別が行われている地域もあるので、缶の下方のマークを確認しよう。アルミ缶は足で簡単に踏みつぶせる。真ん中を踏んでから、両端を折りたたむように曲げておく。洗ったら潰して小さくしておくと、かさばらない。
間違えやすいのが、ペンキの缶やワックスの缶など。これは不燃ゴミ扱いになる。
空きビンが出たら、すぐに洗って水を切り、ゴミ収集日まで臭いが出ないようにしたい。フタは取り除いて出そう。リサイクルのビンは、飲料ビンや栄養ドリン ク、調味料が入っていたガラス製などで、コップや陶器類、ガラスや耐熱ガラスなどは不燃ゴミ扱いになることが多いので確認が必要だ。
割れたビンの取り扱いも同様で、不燃ゴミ扱いになることがある。割れたものは、透明袋に入れるなどして安全に考慮して廃棄しよう。
ペットボトルとして回収されるのは、「ペットマーク」が付いているものだけ。食用油や洗剤、シャンプーなどの容器、卵パックなどは含まれない。中身を洗っ たら、キャップを取り、ラベルを剥がしてから出す。大型のペットボトルなどは軽く潰しておけば場所をとらない。資源活用の意識を高めて、自分の出したゴミ をしっかり分別しておこう。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20140910/ecn1409101140004-n1.htm