被災地で子育てをしているお母さんたちを手助けしようと、福知山市の4つの子育て支援団体が協力し、託児、買い物や洗濯の代行などのボランティア活動を始めた。21日からは託児を開始し、内記二丁目の市総合福祉会館で、子どもたちを見守っている。
活動しているのは、おひさまと風の子サロン、子育て教室わかば、ベビママLINK、くれよんの人たち。大雨による被害を受けた翌日の18日、「私たちもお母さん目線で何かできることをしたい」と、団体メンバーを中心に協力できるスタッフを募った。
ベビママLINKの笹部美佳さんは「被災後、一人で悶々としているお母さんもいますが、みんなで集まることで心の支えにもなると思います。保育所などに子どもを預けることのできないお母さんたちに利用してもらえたら」と呼びかけている。
対象は未就学児で、希望があれば小学低学年も預かる。時間は基本的に午前9時30分から午後3時まで。
託児は今のところ、22、25、28日と、土・日曜日を除く9月1日から12日まで、市総合福祉会館でする予定。ほかの日についても、場所が確保できるよう調整している。
また、フェイスブックでは「福知山豪雨災害に関する子育てママ向けボランティアページ」を作っており、ベビー服やおもちゃの救援物資など、お母さん向けの必要な情報も更新している。
http://www.ryoutan.co.jp/news/2014/08/21/008191.html