【ママからのご相談】
中学2年生の男の子、まさに世間で言われる『中二病』真っ盛りです。仕方がないとわかってはいるけれど、毎日ストレスが溜まる一方です。子どもの中二病に対して母はどのような心持ちでいれば良いのでしょうか?
● 「そういう時期なのね」と割り切りましょう。
はじめまして、こんにちは。藤じゅんです。ご相談内容拝見させて頂きました。
そもそも中二病ってどんなものなのでしょうか?
●中二病ってどんなもの?
Wikipediaによると、『中二病は中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動を自虐する語。“病”という表現を含むが、実際の治療の必要とされる医学的な意味の病気、または精神疾患とは無関係である』と、中二病を定義しています。
また、オタク文化研究会・著の『オタク用語の基礎知識』によると、
・洋楽を聴き始める
・旨くもないコーヒーを飲み始める
・母親に激昂して、「プライバシーを尊重してくれ」などと言い出す
等を上げています。
●成長段階では通る道と割り切りましょう!
中学2年生、14歳の頃……私たちはどうだったでしょうか? 流行に敏感になり、女の子は“可愛く見せたい”、男の子は“かっこよく見られたい”と思い始 める時期ではなかったでしょうか? この時期、私たち母親は、「そんな年頃なのね。私たちもそうだったわ……」とまずは割り切ることによってストレスを捨 てましょう。
次に、“母に反抗的な言動”についてです。腹が立つことが次々に湧いてきた場合は、子どもに、「早く中二病終わらないかなぁ……」「早く、貴方と大人の会話がしたいわ……」と呟き、その場所から淋しそうに立ち去るのも1つの方法かもしれませんね。
●思春期の口癖はまともに受け止めないこと
この年頃の子ども達との会話の中ではよくこんな応え方を耳にしませんか?
「さぁ?」「ビミョー」「無理ぃー」等。
面倒臭いから、このように応えているのか、流行の影響なのか。よくわかりませんが、こう応えられると本当にムッときてしまいますよね。
こんな時、私たちもオウム返しに言ってみると良いかもしれませんね。
・「暑いからアイスない?」→「さぁ?」
・「ご飯まだぁ?」→「ビミョー」
・「明日朝6時に起こしてー」→「無理ぃー」
目には目を歯には歯だと、ちょっと意地悪かな……?
●この時期を過ぎると……
個人差はあるようですが、高校生になるとこの症状は落ち着くようです。先日、とある東京私立大学付属高校の高1保護者会の際、大勢のお母様の話を聞く機会がありました。
明らかに中学校の保護者会と違うことは、お母様のお話の中に、「反抗期です!」「手を焼いています!」「毎日息子(娘)と戦っています!」「私の心が疲れています!」といった内容が皆無だったことでした。
●男子の母
・「毎日部活でヘトヘトですが頑張っている姿が見えます」
・「片道2時間近く通学にかかっていますが、学校が楽しいと話してくれるようになりました」
・「彼女ができて、女性の気持ちがわかるようになったのか、優しくなりました。私のお誕生日には彼女と一緒にプレゼントをくれました」
●女子の母
・「私の作ったお弁当に“毎日ありがとう”と言ってくれるようになった」
・「学校のこと、お友達のことをよく話してくれるようになりました」
・「同じ学校出身のお友達がいなくて入学当時は不安だったみたいですが、積極的に新しいお友達を作り、毎日楽しそうにしています」
●時の経過が解決するでしょう
ご参考になりましたか?
母にとってお子さんのこの年頃の時は忍耐を要しますが、遅かれ早かれ中二病を卒業する時期は訪れるようですね。もちろん個人差はありますが。
私たち母親も、「子どもを育ててきて良かった!」と思える日が必ず来ると信じて自分磨きをしながら、毎日を過ごしましょう!!
http://news.ameba.jp/20140814-517/