40代以上の女性に多くみられるという「モートン病」。歩いているとき、神経が圧迫されて足に激痛が走る神経の症状です。なぜ発症するのかはまだ解明されていません。悪化すると神経の切除など手術が必要になります。
番組ではどのような症状が出たら「モートン病」を疑うべきか、専門医にポイントを聞きました。
1.痛みはどんなときに出るのか
典型的なのは、歩いているときで、地面を蹴り上げてかかとが上がった、つま先立ちのような状態のときに、足に鋭い痛みを感じることが多いです。
また、ハイヒールなど先のとがった靴を履いているときにも痛みは出やすいといわれています。
このほか、靴を履いたとき足が両側から圧迫されているときにも痛みが出ることもあります。
2.痛みが出る場所
モートン病の場合、痛みやしびれが出る場所が限られています。足の親指から数えて2番目と3番目の指の間、もしくは3番目と4番目の指の間、そして、それらの指のつけ根の一点に、集中して痛みを訴えることが多いです。指全体、あるいは足全体がしびれたり痛い場合はモートン病ではなく、別の原因によるものと考えられます。
(まれに、ほかの指の間にも発症するケースもあります)
専門医によると、こうした痛みやしびれが少なくとも1か月以上続く場合は、足を専門にしている整形外科医が勤務する病院を受診することをおすすめするということです。
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NHK「あさイチ」2014年6月27日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140627-a-001.html