寝室やリビングの照明にはどんな電球を使っていますか? ほとんどの家庭で白っぽい(昼白色)蛍光灯を利用していると思いますが、このタイプの蛍光灯は、夜の規則正しい睡眠を妨げる恐れがあるとわかりました。
そこで今回は、厚生労働省が運営するウェブサイト『e-ヘルスネット』の情報を参考に、体内時計を狂わせてしまう可能性のある昼白色の蛍光灯のリスクと、その対処法をご紹介します。
■体内時計が狂ってしまう
人間の体内時計は24時間よりも少し長くできています。油断をしていると人の生活は後ろへずれてしまい、眠る時間が遅くなってしまうということですが、何となく実感がある人も多いのではないでしょうか?
この体内時計は、昼白色の蛍光灯を夜間に浴びるとさらに延長されてしまうそうで、放っておけば就寝時間がどんどん遅れてしまうようです。
理想的な時刻に寝付けず、朝方になってようやく眠れるような睡眠障害になってしまう恐れすらあるといいます。昼白色の白っぽい蛍光灯の使い方には、要注意です。
■赤っぽい暖色の蛍光灯に替えてみる
対策としては、昼白色の蛍光灯から室内の照明を“赤っぽい暖色の蛍光灯”に交換するといいそうです。全ての電球をすぐに替えるわけにはいかないと思いますが、寝室やリビングなど眠る前に過ごす場所の電気だけでも替えてみてはいかがでしょうか?
プラスして体内時計のリズムを整えるために、起床後はカーテンを開け、太陽の光を浴びる習慣もつけてください。気持ちのいい睡眠サイクルが実現できるはずです。
以上、白っぽい蛍光灯が体内時計を狂わせ、就寝時間を遅らせてしまうというリスクとその対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか? 放っておけば最悪の場合は睡眠障害にまでなってしまう恐れがあるとは驚きですよね?
対策としてはそれほどお金も掛からないので、まずは夜間によく過ごす部屋の蛍光灯を、赤っぽい暖色に交換してみてください。プラスして、朝の日光浴を始めましょう。あなたの睡眠がきっとよりよいものに変わりますよ。
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