本州の太平洋沿岸を進む見通しです。あすの午前中は関東付近を通過する可能性もあります。
今後もっとも警戒すべきなのが大雨です。
※特に九州から関東の太平洋側の地域を中心に猛烈な雨が降る恐れがあります。
台風に近い所に限らず、離れた所でも湿った空気や前線の影響で各地で激しい雨が降るでしょう。
九州から北海道まで広く雨で局地的には一時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降る見込みです。
台風の接近に伴って雨のピーク時間が地域によって異なります。
●九州は昼前まで。
●四国は夕方まで。
●近畿は今夜にかけて。
●東海はあすの未明、または明け方(午前3時~午前6時頃まで)。
※多い所ではあす朝にかけての総雨量が400ミリに達する恐れがあります。
●関東甲信は今夜からあすの明け方(午前6時頃まで)。
※多い所ではあす朝にかけての総雨量が350ミリに達する恐れがあります。
※朝早い通勤通学は激しい雨に見舞われることも。車の運転や足元に十分ご注意下さい。
●東北は今夜はじめまで(午後6時頃)。
●北海道は今夜からあすの朝まで。
※多い所ではあす朝にかけての総雨量は150ミリですが、東北や北海道はあすの日中も更に200ミリ近い雨が降る予想です。
※新潟県や山形県はあすの朝から夕方にかけて所々で再び激しい雨が降る見込みです。
なお、台風が近づくと急に風が強まることがあります。
また台風から離れていても、活発な雨雲の下では竜巻のような激しい突風が吹くこともあるため、注意が必要です。海上では高波にも警戒してください。
予想される風ですが・・・・
九州、四国、近畿、東海、関東甲信で最大風速は20~25メートル。
※何かにつかまらないと立っていられないほどの風です。
瞬間的には走行中のトラックが横転するほどの風が吹くこともあるでしょう。
予想される最大瞬間風速は30~35メートルです。
今後もこまめに最新の情報をご確認ください。