水出しコーヒーは、暑い日や、熱い飲み物を飲みたくないときにコーヒーを味わうすばらしい方法です。水出しコーヒーにはさまざまな作り方がありますが、今回はコスパが良くてゴミが出ない、簡単な方法をご紹介します。
この方法について、原文筆者と、Cory Doctorowの共同設立者であるBoing Boingが説明します。
用意するのはコーヒー豆グラインダー(彼が使ったのは20ドルで購入したシンプルなスパイスグラインダー)と10ドル程度の布製フィルター、そしてプラスチックのピッチャーです。もしすでにコーヒー豆を挽くことができて、ピッチャーが台所にあるのなら、用意するのは袋だけです。手順について見ていきましょう。
夜寝る前に、エスプレッソ豆をエアロプレスコーヒーメーカー用の計量カップで15杯分(570ミリリットル)粗く挽きます。フィルターいっぱいに挽いた豆を入れ、空のピッチャーの底に大きなティーバッグのように置きます。そしてピッチャーいっぱいに水を入れます(蒸留水を使う方が良いかもしれません。不純物が少ないほどコーヒーをたくさん抽出できます。それほど大きな違いはありませんが)。そしてフィルターのてっぺんを蓋とピッチャーの間にはさんで止め、一晩冷蔵庫で寝かします。
朝になったらピッチャーからフィルターを取り出し、中に含まれる水分を絞り出します。容器のふちまで水を足したらあら不思議、水出しコーヒーの出来上がりです。一対一、あるいはそれ以上でも、水で薄めてもかまいません。
以上がすべての手順です。Doctorowは、この方法は片付けもとても簡単で、フィルターをひっくり返して中身を捨てて水でゆすぐだけだと付け足しています。またこの装置は、ピッチャーの底に滞留物をほとんど残さずに、すばらしいコーヒーを作ってくれます。初心者でも簡単でうまくいく方法ですよ。
Summer Cold Brew Coffee Reminder|Boing Boing