去年、新潟市の市道で運転中に追突事故を起こし相手の男性にけがをさせた男が、直前に脱法ハーブを吸引していたことが分かり、警察は、新潟市の31歳の塗装工を危険運転致傷の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは新潟市中央区日の出の塗装工、棚橋義典容疑者(31)です。
棚橋容疑者は去年6月、新潟市中央区古町通7番町の市道で車を運転中に、止まっていた前の車などに追突し運転手の男性にけがをさせたせたとして危険運転致傷の疑いが持たれています。
事故当時、駆けつけた警察官に対し棚橋容疑者は、直前に脱法ハーブを吸引したことを認め、車の中からは袋に入った脱法ハーブが見つかったということです。
調べに対し棚橋容疑者は「大麻は違法だが脱法ハーブなら逮捕されないと思った」などと供述しているということです。
脱法ハーブを巡っては吸引したあとに死亡したり事故を起こしたりする問題が全国で相次いでいますが、県内で脱法ハーブが関係した事故での検挙は初めてです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033937801.html