中越地震(04年)の各種復興事業への資金援助を行う県中越大震災復興基金(理事長、泉田裕彦知事)は22日、11年度の事業計画を承認する理事会を開き、10年度で期限が切れる観光復興キャンペーン推進事業の期間延長などを決めた。
同事業は被災地の観光関係者が開く地域イベントや観光PR事業などの経費の一部を補助する。長岡、柏崎市などの観光関係者から継続を求める声が強く、同基金は12年度まで2年間延長すると決めた。追加事業費として3億1200万円を計上する。
このほか、被災者の見守りや相談などを担う地域復興支援員(10年度は48人)を置く事業も、2年間延長し14年度まで継続する。【小川直樹】
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