上越市高田地区の再生について考えるシンポジウム(同市主催)が20日、同市内で開かれ、市内三つの小学校の児童たちが商店街などを歩いて調べた結果を踏まえた活性化策などを提言した。
大手町小3年の44人は、本町商店街の書店や菓子店など個店の魅力を紹介。「安くておいしい。店の人が親切。種類が多い」と報告した後、「本町の人とかかわって大好きになった」と感想を述べた。大町小6年の46人は、県外の商店街も視察した経験を基に、栃木市は蔵の街を、栃木県佐野市はラーメンでまちおこしを図っていると実例を紹介。「高田地区のまちづくりもコンセプトを絞ったほうがいい」と提言した。
上越教育大付小6年の28人は、10年4月に大和上越店が閉店した後の本町商店街を歩いた。「駐車場が有料で利用しにくい場所にある。路上駐車も多い。利用しやすい駐車場の整備を」と現状の問題点を指摘した。【長谷川隆】
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