私はこんがりときつね色になった玉ねぎ、特に、(フライパンの底で)焦げた部分がが大好きです。しかし、このようなおいしい部分というのは、フライパンにこびりつき、剥がしにくいものです。
米料理メディア「The Kitchn」では、調理の終盤、フライパンがまだコンロの上にあるうちに少量の水を加えることをすすめています。そうすることで、あのおいしい、カリッとしたところを取りやすくなります。
シンプルな工程ですが、気をつけるのは、調理の終盤に水を加える前に必ず強火にするということ。
1/4カップほどの水を注ぐと、すぐに蒸気になります。これが、大事なポイント。フライパンの中で、水が蒸気になるにつれ、フライパン返しを使って激しく削り取ります。カリカリの部分に水と蒸気が付くことで簡単に取れるはずです。
水は蒸発し、料理が水でベタベタにもならないので、ご心配なく。実際、この少量の水を加え、高熱の上で蒸発させる事では、風味を凝縮させると同時に、フライパンをキレイにするという点で役に立ちます。
このプロセスによる付加的な利点はスロークッカー(電気鍋)の調理でも同様に使えます。美味しく仕上がる上に、調理中にフライパンの掃除までできるのです。
The Kitchnによると、これは、ディグレージングというテクニックです。カリカリの部分を全て取れなかった場合には、また同様に水を加えるというプロセスを繰り返すことができます。また、フライパンの掃除だけをしたいというのであれば、まず料理をフライパンから取り出して、水を加えましょう。
Why You Shouldn’t Take a Pan Off the Stove Until It’s Clean|The Kitchn
Mihir Patkar(原文)