13日の「成人の日」を前に、新潟市で成人式が開かれました。
新潟市中央区の「朱鷺メッセ」で開かれた新潟市の成人式には、振り袖やスーツ姿の新成人、5000人あまりが参加しました。
新潟市の篠田市長が、「サッカー日本代表の本田選手がACミランに入団するという夢を実現したように、みなさんも、これからの人生で社会とどう交わっていくか、考えながら、夢を抱き、それを実現させてください」と呼びかけました。
これに対し、新潟市西区の田澤友基さんが、「これまでお世話になった方々に感謝して、大人として自覚と責任を持った行動を心がけていきます」と新成人の誓いを述べました。
看護師を目指しているという女性は、「まだまだ成人した実感はありませんが、感謝の気持ちをしっかりと伝えられる大人になりたい」と話していました。
出版社への就職が決まったという男性は「教育関係の出版の仕事に就きます。子どもに対する教育がよりよいものになるよう貢献していきたいです」と話していました。新潟県のまとめによりますと、ことしの県内の新成人は2万2200人と、去年より1400人増えたものの統計を取り始めた昭和53年以降で3番目に少ないということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033677041.html