小学生の就寝時間は学年が上がるにつれて遅くなる傾向があり、中でも小学6年生女子の22.3%が12時以降に就寝していることが、学研教育総合研究所が発表した小学生白書Web版「小学生の日常生活に関する調査」より明らかになった。
同調査は、2013年3月上旬にマクロミルの協力を得て、全国に住む子どもをもつ既婚者(20歳~65歳)4,535人に対して予備調査を行い、調査に協力可能な小学生の子どもを持つ保護者を2,631人抽出。保護者付き添いのもとで、小学生本人に回答するよう依頼し、学年ごとに約200名(男子約100名、女子約100名)の回答が集まった時点で、調査を終了した。今回は、起床・就寝時刻や習い事、お年玉、欲しい物、飼っている動物などについて新たに掲載している。
小学生の生活の基本として「ふだん、朝は何時ごろ起きるか」と尋ねたところ、男女ともにすべての学年で「6時30分」との回答が最多となった(1年:37.9%、2年:36.9%、3年:35.4%、4年:37.4%、5年:35.9%、6年:35.0%)。ただし、6年生男子のみ起床時刻がやや遅くなっている。
また、「ふだん、夜は何時ごろ寝るか」と尋ねたところ、小学生全体では、9時より前に寝ている子どもが5%、9時台は35%、10時台は30%、11時以降が30%であった。9時台に寝る子どもの割合は、学年が上がるにつれて減り、就寝時間が遅くなる傾向がみられる。特に、12時以降に寝る女子は小学5年生まで1割程度だが、小学6年生では22.3%と突出している。
学年が上がるにつれて就寝時間が遅くなるものの、起床時間は大きな変動はみられないため、睡眠不足が懸念される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140108-00000001-resemom-life