新潟市が導入を予定しているバス高速輸送システム(BRT)で使用する連節バスの視覚障害者向けの試乗会が18日、行われた=写真=。
視覚障害者とガイド約50人が参加。バスに乗り、市の担当者らから説明を受けながら、手探りで出入り口や座席の配置を確認した。盲導犬と一緒に試乗した中央区女池、無職石津峰夫さん(69)は「後部車両は通路幅が狭く、犬を連れて乗るのはとても大変」と語った。
試乗後の意見交換では、「後ろの車両から前の車両の出口までの距離が長く、歩くのは不安」「BRT導入で乗り換えが増えるのは大きな負担」といった不安の声が相次いだ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20131118-OYT8T01340.htm