[ カテゴリー:生活 ]

「油性ペン」や「クレヨン」の汚れ、柑橘類の皮で落とせる!

油性ペンは水性ペンに比べ、消えにくいのが特徴です。テーブルなどに間違えて書き、それが乾いてしまうと、住宅用洗剤などでも簡単には落ちなくなります。ところが、生ごみの中に油性ペンの汚れを落とすものがあります。それは、柑橘(かんきつ)類(ミカン属)の皮です。

柑橘類の皮をよく見ると、ブツブツしたものがあります。「油胞」といって、柑橘類特有の香り成分「リモネン」を含んだ液体が詰まっています。リモネンには油脂を溶かす性質があり、台所用洗剤などにも利用されています。

そこで、実際に油性ペンの汚れを落とせるか、木目の化粧合板に油性ペンで落書きし、一晩置いて実験しました。

オレンジ、グレープフルーツなど9種類の柑橘類で実験。油胞は果皮の表面にしかないため、表面を薄くスライスして不織布の排水口用袋に入れ、汚れ部分をこすりました。汚れの落ち具合を比べるため、布巾でも試してみました。

結果は、布巾でこすって全く落ちなかった油性ペンの汚れが、ほとんどの柑橘類できれいに落とすことができました。ただ、温州ミカンだけは時間がかかりました。季節や産地にもよるのでしょうが、他の柑橘類に比べ、洗浄力は低いようです。

また、落ちにくいとされるクレヨンの汚れは布巾でもある程度落ちましたが、柑橘類の皮を使うと温州ミカンを含め、簡単に落ちました。

汚れ落としには果皮を不織布の袋に入れることがポイントです。もみながらこすると果皮液がよく染み出し、洗浄効果が上がります。また、不織布に汚れが吸着し、捨てる際にたいへん便利でした。

ただし、一部のプラスチックを溶かしたり、塗装していなかったりする白木や壁紙など水分を吸う素材では黄色く着色することがあります。また、皮膚につけたまま日光を長時間浴びるとシミになることもあるので注意してください。(エフシージー総合研究所 生活科学研究室

www.fcg-r.co.jp)

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131104507.html

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