今回は、乗馬にも必要な背筋を自宅でも鍛えることができる背筋エクササイズをご紹介。
背筋を鍛えて正しい姿勢を手に入れて、「しゅっとした」背中で後姿に自信をつけましょう!
そして、乗馬ダイエットを始めて8週間の西村さんに大きな変化が・・・!?
「しゅっとした後ろ姿」とは
乗馬クラブで良く聞く言葉に「あの人、しゅっと、してるなぁ~」があります。
関西の人は良く使う表現で、人物のシルエットを指して言います。
さて、乗馬エクササイズに励む西村さんは
「しゅっとしてきた」のでしょうか・・・
今回のエクササイズは「背筋を鍛える」がテーマです。
ポッコリお腹、くびれたウエスト・・・・エクササイズで目を引くキャッチコピーは多けれど
「背中のエクササイズ」って思い浮かびますか?
実は背筋を鍛えるのは難しいのです。
背中の筋肉は大きくて複雑な筋肉群がある上、目で見て鍛えることができないなど
自分で鍛えるためには、難題山積な部分なんです。
簡単に鍛えることができない箇所だからこそ、
背筋を鍛え、美しい背中の人は「しゅっと見える」のです。
正しい乗馬姿勢は美しい
乗馬姿勢を保つには、カラダの深い部分の筋肉を鍛え、柔らかくしておく必要があります。
肩、腰、膝などに力が入ってしまう姿勢では馬の動きに反発してしまい、
馬もバランスの悪い大きな荷物を乗せていると感じ、緊張してしまいます。
人馬一体の理想のためには体幹で支えて、まっすぐとした姿勢を保つことが重要になります。
鞍の上で上体を背伸びするように真上にぐっと伸ばします。すると 自然におへそと背中が近づくようになり、
背骨は自然な「S」字形になって、骨盤がまっすぐからやや前に倒れます。
後は背中や腰に力を入れずにリラックスした柔らかい状態を保ち、馬の揺れに任せましょう。
腹筋しなくても乗馬でお腹は引き締まる…と以前お伝えしましたが、
腹筋と背筋は表と裏で伸縮し連動しています。
すなわち正しい姿勢は、お腹を引き締めると同時に、背筋も鍛え上げてくれるのです。
西村さん談:
騎乗中だけでなく、常に姿勢を意識して生活すると
乗馬の上達だけでなく美しいボディラインを作ることにも、
カラダのコンディションを整えることにもつながることを実感しています。
私は毎日騎乗できますが、お客さまは多くて週に1,2回・・・ですから
日常生活でのエクササイズが重要だと思います。
その一番のエクササイズとは、美しい姿勢を意識して過ごすことです。
私も「健康的に、しゅっとした自分」を目指しています。
今回は、乗馬にも必要な背筋を自宅でも鍛えることができる背筋エクササイズをご紹介。
背筋を鍛えて正しい姿勢を手に入れて、「しゅっとした」背中で後姿に自信をつけましょう!
そして、乗馬ダイエットを始めて8週間の西村さんに大きな変化が・・・!?
今週の数値測定!体脂肪とウエストに変化が!
ダイエット実験開始から8週間後(前回の増減)
体重 -3.8㎏(-0.7㎏)
体脂肪 -4.7%(-4.9%)
ウエスト -7㎝(-2㎝)
ヒップ -3.5㎝(±0㎝)
自宅で出来るエクササイズ(背筋編) 背筋を意識して動かしてみましょう!
①うつ伏せになり両手両足を均等に広げる
②息を吐きながら、右手・左足を同時にゆっくり上げる
③息を吸いながら、元に戻す
④左手・右手に変えて同じ動作を行う
⑤それぞれ10回ゆっくりと繰り返す
一般的に背筋と呼ばれる筋肉の正式名称は、脊柱起立筋(又は固有背筋)と呼ばれています。
この筋肉は背骨の両側を走る筋肉で、文字通り「脊柱を起立させ保護する役割」を担っています。
また、あらゆるスポーツの場面や日常生活において最も負担のかかっている筋肉です。
反動を付けて上げるのではなく、ゆっくりと対角線上に持ち上げます。
頭も背骨の延長だという意識で、顎は引いたまま、視線だけ手先を見るようにしましょう。