28歳くらいから、「あれ、私老化が始まっているかも?」と思う女性が大多数。それもそのはず、真皮のコラーゲン構造が、29歳で急激に悪化、35歳で急降下するという研究結果があるから。
よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子先生は「肌の状態は35歳からガクッと下がり、早めのケアが大切。“できることから何かやる”これが大切」と言います。
そこで、『TOKYOViVi』vol.4「30歳のスキンケア」では、“現状維持”を重要視し、未来の若々しい肌を見据えたスキンケアのポイントを紹介。
●老化の原因65%は紫外線。美白ケアよりUVケア
「紫外線を浴びるとDNAが傷つき、完全に回復されなかった分は新しい細胞にコピーされていきます。この傷の蓄積が、将来のしみに。美白ケアはあくまで予防策」(吉木先生)
紫外線によるダメージは、肌細胞がターンオーバーしたからといって、チャラにならないという衝撃の事実。10年後までその爪痕が残るという専門家も。
今からできる対策として、1年365日紫外線は避けるように。毎日の日焼け止めはもちろん、日傘やストールなどでもブロックを。また日焼け止めは、高SPF値のものを選ぶとベター。
●現状維持するには、クレンジングも大切!
紫外線ガードに続き、重要なのは洗うケア。どんなに酔って帰っても、遅くなっても必ずメイクオフ。??ちゃんと落とす??が老けない肌への近道です。
とはいえ、丁寧に時間をかけたクレンジングを行うと、肌表面の角質層が傷つき、弱ってしまうと敏感肌になりやすいとのこと。
泡洗顔で優しく洗うのは今や常識。“摩擦”をどれだけ減らせるかがポイントなので、W洗顔不要なクレンジングを選ぶのも一つの手。肌負担を軽減させることも、老化対策のポイントです。
●世界的にも美しい日本女性の肌をつくるのは、お風呂!
きめ細やかで美しい日本女性の肌をつくるのは、お風呂。湯船につかり身体の巡りと血行をよくすると、新陳代謝が活発になり、全身の肌に透明感とハリが生まれます。
ですので、できる限りお風呂に入って、全身美容を狙って。バスオイルや入浴剤は、オーガニックのものを選び、本物のリラックスにつなげ、ストレス対策をするとさらに効果もUP!
若々しい肌は1日にしてならず、です。でも、毎日日焼け止めを塗り、クレンジングをし、お風呂に入るだけでベースを整えることが可能。ぜひ実践して、未来の自分の美しさにつなげて!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131017-00000001-kjn-life