[ カテゴリー:医療 ]

先天性風疹症候群、報告数は昨年の3.5倍-ワクチン接種で出生児罹患の例も

風疹の流行を受け、先天性風疹症候群(CRS)の報告数が昨年の3.5倍に達していることが8日、国立感染症研究所のまとめで分かった。CRSの発症は風疹の流行から20-30週程度の時間差があることから、同研究所は「CRS児の出生のピークはこれからになる」と予想している。

妊娠早期の女性が風疹にかかると、胎児に難聴や白内障、心臓構造異常などが起こりやすく、これらの障害が発生した場合、CRSと診断される。同研究所がまとめた今年1-9月の報告数は、昨年の4件を大幅に上回る14件を記録。東京都が最多の8件で、大阪府と愛知県で各2件、神奈川と千葉両県でも各1件あった。

14件のうち、母親が妊娠中に風疹に罹患したケースは9件。母親にワクチン接種歴がなかったケースは、判明しているだけで7件あった。また、ワクチン接種歴があり、妊娠中の風疹に罹患していないにもかかわらず出生児がCRSと診断された報告もあったという。

同研究所は、風疹報告数の増加した地域の妊娠初期検査で風疹抗体の陰性反応が出た場合や、低抗体価の妊婦から出産した新生児に対し、「CRSを念頭に置き、注意深い対応を行う必要がある」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131008-00000002-cbn-soci

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