糸魚川署は19日、刑事課の50代男性警部補が、捜査のために使用しているデジタルカメラ1台を紛失したと発表した。カメラの記録媒体には変死体の画像など約100枚が記録されていたという。
同署によると、警部補は12日未明、急病人がいるとの110番通報で同署に配備されたカメラを持って糸魚川市内の現場に出動。現場で交番の警察官に撮影を依頼し、その後カメラを受け取り、署に戻ったが、間もなくカメラがないことに気付いた。
カメラの記録媒体には先月中旬から今月12日までに発生した器物損壊や傷害、変死など六つの事件の現場写真が記録され、中には、事件関係者の写真も含まれていたという。同署の渡辺元副署長は「再発防止のため厳正な管理に努める」と謝罪した。【山本愛】
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130920ddlk15040011000c.html