このところ、男性の草食化、女性の肉食化という逆転傾向がみられます。実はこれ、体内ホルモンの異常に関連している現象かも。
【恋人がいなくても、ときめきは必要?「女性ホルモン活性化のコツ」】
ホルモンバランスが崩れてくると、男性は力強さや積極性が低下し女性を守りたいという意識が薄れて、リアルな恋愛に消極的になり、女性は男性に頼りがいを見いだせなくなるというマイナス面が表れてくるそうです。
そこで、神藤多喜子著「きれいを育てる女性ホルモン整えレッスン」から、すれ違いの原因についてご紹介しましょう。
■ホルモンの乱れを放置しておくと、愛情面にもマイナス!!
男性らしさと女性らしさをつかさどるのは、体内で分泌される男性ホルモンと女性ホルモンの量の違いによるもの。
女性は女性ホルモン「エストロゲン」の働きで、しなやかで丸味、弾力のある体つきになり、受容、寛容、優しさ、忍耐強さという精神的な特徴を持ち、一方、男性は男性ホルモン「テストステロン」の働きで体つきは筋肉質でたくましくなり、精神的にも能動的、積極的、周囲の関心を引き、人の上に立つことを好むという特徴があります。
本来、男性が女性に求めるものはエストロゲンの「優しさ」、「気遣い」、「思いやり」など、女性が男性に惹かれるのはテストステロンの「頼りがい」「安定感」などで、これが一致すると恋愛感情が生まれるわけですが、互いのホルモンバランスが崩れていると、短所がめだちすぎて、関係を悪化させてしまうそうです。
◎そこで、あなたの肉食化傾向をチェック
・イライラしやすい。すぐカッとなる
・性的衝動が強い
・言葉遣いが荒く、男性口調
・仕種に無頓着
・肌のキメが粗く、化粧ノリが悪い
・体毛が濃くなってきた
・体臭が強くなった。
上記に思い当たる人、多くありませんか?これはエストロゲンの分泌が減少したために、逆に男性ホルモン「テストステロン」が増大した、いわゆる肉食化の傾向。
女性は妊娠、出産という大役を担っています。放置しておくと、心身ともにバランスが崩れて、生活全体にも影響が出てくるそう。ホルモンバランスを改善すれば、本来エストロゲンが持つ、優しさや寛容という特徴がよみがえって、逆に男性をうまくリードし、彼や職場での男性関係も安定してくるそう!!
■エストロゲンを悪化させる原因とは
・不規則な生活習慣(特に夜遅い食事や夜遅い睡眠)
・働き過ぎや人間関係のストレス
・肉の多食傾向
・便秘
・冷え性
・たばこや酒などの嗜好(しこう)品
・環境ホルモンによる毒素
改善させる方法は下記に。女性ホルモンを見直して、愛され女子力を磨きましょう!!
神藤多喜子著「きれいを育てる女性ホルモン整えレッスン」 発行池田書店
提供
株式会社ドリームコーポレートサイトhttp://mydream.co.jp
(安藤のり子)
http://woman.mynavi.jp/article/130814-067/