運休が続く新潟とロシアを結ぶ航空便が、この夏、チャーター便として2年ぶりに運航が再開され、30日、初めての便がウラジオストクに向けて出発しました。
新潟とロシアのウラジオストク、それにハバロフスクを結ぶ便は、東日本大震災の後に、キャンセルが相次ぐなどして、おととし3月から運休が続いています。
ロシアの航空会社「ヤクーツク航空」は、この夏限定で、新潟とウラジオストク、それにハバロフスクを結ぶチャーター便を運航することになり、30日は到着した機体を水のアーチで歓迎しました。このあと、早速、ウラジオストクに向かう便が運航され、60人あまりの乗客が乗り込んで出発しました。乗客の新潟市の24歳の女性は「新潟から直接ロシアに行けるのは便利ですね。現地の人との交流を楽しみたい」と話していました。また、新潟県空港課の石井克幸課長補佐は「新潟とロシアの交流がより活発になるきっかけになってほしい。多くの人に利用してもらい定期便の再開につなげたい」と話していました。
新潟とロシアのウラジオストク、そしてハバロフスクを結ぶ便は8月13日まであわせて9便が運航されます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033408781.html