Kaspersky Labとビジネス調査専門会社、グローバル調査会社B2B Internationalは「子供とインターネットに関する調査」を共同で行った。
2013年の1月~5か月間で子供が興味を持つ、危険なインターネットサイトの項目を調べたところ、1位SNS(31.26 %)、2位アダルト(16.83 %)、3位オンラインショッピング(16.65 %)という結果になった。
少数だが、武器や薬物、ギャンブルサイト、クレジットカード決済システムなどにも、0.8~2 %の子供たちが接続していることがわかった。この結果を数字でみると、2013 年5月の1か月間で子供たちはSNSに5,200万回、アダルトには2,500万回アクセスしたことになる。
検索するサイトは国によって違いがあり、米国ではアダルトがトップ(22.02 %)、次いでオンラインショッピング(19.50 %)、SNSは3位(18.88 %)だった。同様に英国やドイツでもアダルトが1位となった。
一方、日本の子供たちはフォーラムとチャットが1位(34.25 %)、2位にアダルト(23.28 %)、3位がオンラインショッピング(16.89%)となり、他国と違い、SNSの代わりとしてフォーラムとチャットにアクセスすることが多いとわかった。
インターネットのアクセスによる被害を防ぐためには、後の対策よりも、保護者の管理により未然に防ぐことが有効だとKaspersky LabのWebコンテンツアナリストグループのマネージャー、コンスタンティン・イグナチェフ氏は述べる。
Kaspersky Lab製品は、子供に悪影響を与える可能性のある不適切はサイトへのアクセスを拒否し、ウイルスやオンラインの脅威から守られるように対策した製品として、世界で3億人を超え使用されている。
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-386881.html