不法投棄を上空から監視するため、県と県警、第9管区海上保安本部は4日、合同でヘリコプター3機による「スカイパトロール」を行い、約2時間にわたって空から目を光らせた。
スカイパトロールは06年度から始まり、今回で9度目。上空から監視することで、地上からは見えにくい山間部や海岸への建築廃材や家電などの不法投棄を発見している。県廃棄物対策課によると、発見した場合は地上から再度確認し、悪質なケースは検挙も検討するという。
出発式の後、同市東区の新潟空港から職員がそれぞれの機関のヘリに乗り込み、出動。佐渡、中越、下越地方を中心に巡回した。同課は「近年は法改正もあり、廃棄物への取り締まりも厳しく年々減少傾向にある」としている。【柳沢亮】
6月5日朝刊
毎日新聞
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