新潟県が運転している「メガソーラー」と呼ばれる2つの大型の太陽光発電所の昨年度の供給電力量は、想定を、20%あまり上回ったことがわかり、新潟県は、引き続き、再生可能エネルギーの普及に努めたいとしています。
新潟県は、おととし11月から、阿賀野市の工業団地で、県営としては初めての「メガソーラー」と呼ばれる大型の太陽光発電所の運転を始めました。
去年7月からは、2か所目も運転を開始し、昨年度、これら2つの発電所が発電して、東北電力に供給した電力量はあわせて、およそ2114メガワットアワーと、想定を22.5%上回りました。
これは、一般家庭の600世帯が、1年間に使用する電力量に当たるということです。
また、東北電力に売電したことで、およそ5270万円の収入になったということです。
好調の原因について、県企業局は、「昨年度は、夏に天気の良い日が続き、冬も、積雪の影響が少なかったためではないか」としています。
新潟県では、このほか、▼阿賀野市に15メガワットの、▼新潟市には4メガワットの、それぞれメガソーラーを新たに設置する計画も進めていて引き続き、再生可能エネルギーの普及に努めたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034956861.html?t=1370371370785