新潟市のデパートで、4日、中元用商品の特設会場が設けられ、夏の中元商戦が始まりました。
中元用商品の特設会場が設けられたのは、新潟市中央区の「新潟三越」です。
午前10時の開店前に、社員らおよそ200人が集まって出陣式が行われ、販売担当者が「お中元商戦がんばろう」と呼びかけ、全員で気勢をあげました。
売り場には開店直後からさっそく客が訪れて、ビールや地酒、菓子などおよそ1000点の商品から品定めをしていました。
デパートでは、▼1人暮らしの世帯が増えていることから、1人分に小分けした肉やおかずのパックなどの品揃えを充実させたほか、▼最近の健康志向にあわせてトマトを使った飲み物や食品など、3000円台から5000円台の価格を中心に取りそろえたということです。
中元商品を買いに訪れた新潟市内の70代の女性は、「親戚にふだんの感謝を込めて新潟のおいしいお酒や肉を贈ろうと思っています」と話していました。
「新潟三越」の中俣順弥ギフトセンター長は「景気回復への期待感があるのでお中元の贈り物として高価な商品の売り上げが伸びるのではないかと期待しています」と話していました。
新潟市内ではこのほかのデパートなどでも今月中旬までに特設売り場が設けられ、夏の中元商戦が本格化します。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034862601.html