振り込め詐欺を防いだとして、長岡署はこのほど、県労働金庫長岡支店の村山義則次長(45)と預金係の小林美保さん(25)、北越銀行本店営業部の高木優子調査役(51)と窓口担当の佐藤絵里子さん(27)に感謝状を贈った。
いずれも長岡市内の60歳前後の女性が現金自動出入機(ATM)の操作に戸惑っていたり、窓口近辺で頻繁に携帯電話でやりとりしていたりしたのを見逃さず、総額約220万円の被害を防いだ。
佐藤さんは前任地の宮内支店(長岡市)でも2度、振り込め詐欺の防止で同署から感謝状を受けている。
同署管内の振り込め詐欺被害は昨年1年間で12件、約2040万円に上り、県内ワースト1だった。 円山巧署長は「見事な直感力と連係プレーで、お手本通り、マニュアル以上のお手柄だ。 訓練でもこんなにうまくいかない」と感嘆していた。(松本英仁)
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