県は26日、17~23日のインフルエンザの定点当たり報告数が17・82人となり、今シーズン初めて、国が示す注意報基準(定点当たり10人)を超えたと発表した。前週(10~16日)の6・77人から急増した。保健所別では新潟が34・08人、新発田が24・13人と高く、新潟は国の警報基準(定点当たり30人)を超えた。
県と新潟市の研究所が83人分のウイルスを抽出し病原体検査を行ったところ、新型が63人、A香港型が19人、B型が1人。新型インフルエンザの感染が広がっているという。
県教委などによると、26日現在、小・中・高校などの学級閉鎖は41校、学年閉鎖は25校、休校は1校で増加傾向にある。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110127ddlk15040024000c.html?inb=yt