独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)は20日、コンロやストーブなどの火が衣服に引火した事故による死者が、2009年度までの5年間で39人に上っていると発表した。
特に冬場は、厚着をしているために袖口などに火が付いても気が付かず、全身に火が回ってしまうことが多いといい、NITEで注意を呼び掛けている。
NITEによると、事故は86件発生。 ガスコンロによるものが19件、電気ストーブが9件と多く、鍋物で使うカセットコンロや、たき火などから引火したものもあった。 死亡者のうち31人は70歳以上の高齢者で、着衣に火が付いたことに気づくのが遅れてしまった例が目立つという。
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