運休が続いている新潟と佐渡を結ぶ航空路線は、機体の整備に必要な部品がそろわず、運休期間が延長されることになり再開は早くても7月になる見通しです。
新潟と佐渡を結ぶ航空路線は、県と佐渡市が補助金を出して、鹿児島県の「新日本航空」がおととし7月から運航しています。
路線は、年に1度の国の検査に備えて、機体の整備のため、ことし2月に運休しましたが、航空会社によりますと、イギリスから調達した部品に不具合が生じるなど、必要な部品がそろわない状態が続き、いまだに検査を受けていないということです。
当初は6月からの運航再開を見込んでいましたが、部品をそろえて検査を終えるのにまだ時間がかかる見込みだということです。
この路線で使われている機体は1機しかなく、新日本航空は来月末まで運休期間を延長することを決めました。
この結果、運航が再開されるのは、早くても7月になる見通しで、新日本航空は、「利用者に迷惑をかけているので早く運航再開できるよう努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034770601.html