6日夜、妙高市のJR信越線で、走行中の普通列車が線路に流れ込んだ土砂に乗り上げ先頭車両の前側の車輪が脱線しました。
列車には乗客と乗員あわせて27人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
JR東日本新潟支社によりますと6日夜8時半すぎ、妙高市のJR信越線の妙高高原駅と関山駅の間で、下りの普通列車が走行中に、線路脇の斜面から流れ込んだ土砂に乗り上げました。
列車は6両編成で、先頭車両の前側の車輪が脱線しましたが、乗っていた乗客と乗員あわせて27人にけがはありませんでした。
乗客は列車の中に留まっていましたが、事故からおよそ3時間後に、JRが用意したバスに乗り換えてそれぞれが降りる予定だった駅まで移動しました。
列車に乗っていた妙高市の20代の男性は「前から2両目に乗っていましたが脱線の衝撃は感じませんでした。長い時間待たされましたが、乗客全員が無事だったのでよかったです」と話していました。この事故を受けて、国の運輸安全委員会は7日、鉄道事故調査官を現場に派遣して脱線の原因について調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033729451.html