衣替えをして、早速お気に入りの服を着ようと思ったら、取り出した服に防虫剤のにおいが…そんな経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。大事な服だからこそカビや虫が付くのはさけたいけれど、かといって防虫剤のにおいがついたままでは、着ていくのをちゅうちょしてしまいます。そこで今回は、防虫剤のにおいがついてしまった服を元通りにする方法をご紹介します。
■防虫剤特有のあのにおいの原因は?
樟脳(しょうのう)やパラジクロロベンゼンを使用している防虫剤は、その独特なにおいによって防虫効果を発揮します。しかし最近では、無臭をうたったピレスロイドの防虫剤が数多く出回っており、においの強い防虫剤自体がかなり減ってきていますから、早めにとりかえておくのも良いでしょう。
千葉県のサイトでは、防虫剤の種類や正しい使い方などがわかりやすく紹介されています。
千葉県ホームページ 衣類を虫食いから守りましょう( http://www.pref.chiba.lg.jp/customer/oshirase/cleaning/mushikui.html )
■時間経過でにおいを発散させる
どの程度においがしみついているかによって、においが落ちるまでの時間もかわってきます。一番簡単なのは、風通しの良いところに服をかけておき、においが発散するのを待つことです。なるべく早くにおいを取りたいのであれば、ドライヤーなどの熱風をあてるのも効果的です。
■消臭グッズで嫌なにおいを吸収
布製品に利用できる消臭スプレーが多く出回っています。衣類の材質が特殊なものでなければ吹きかけてしばらく干しておくと良いでしょう。また、衣類と置き型の消臭剤をビニール袋に入れて口をしばっておくことで、消臭剤の効果を最大限発揮できます。
■すぐに取りたいなら、クリーニングで
通常のクリーニングやドライクリーニングも効果的ですが、お店によってはより効果の高い消臭方法がある場合も。行きつけのクリーニング店がある場合は、一度相談してみると良いでしょう。
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/living/mycom_769622.html