食や環境分野など、今後の発展が期待される分野での販路拡大を目指した県内最大規模の商談会が開かれています。
この商談会は、食や環境、それに健康分野など今後の発展が期待される分野での県内企業の参入を後押ししようと第四銀行が企画したもので、新潟市中央区の会場には県内の中小企業を中心に152社が参加しました。去年、太陽光などの再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社に買い取るよう義務づけた制度が始まったことから太陽光発電に参入する企業が県内でも増えていて、太陽光発電関連のメーカーが設けたブースには県内企業の担当者が相次いで訪れ製品の説明を詳しく聞いていました。また、デパートや大手食品メーカーの間では新潟県産のコメや酒でつくられたスイーツなどに関心が高まっているということで、商品開発をした地元企業との間でおよそ400の商談が予定されているということです。
今回の商談会を企画した第四銀行の志田和浩ニュービジネス企画室長は「景気が緩やかに回復している中で、この商談会を通して特に県の基幹産業である食に関連する企業の販路拡大を後押ししていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035288161.html