年末年始が近づき、帰省や旅行を計画している人も多いだろう。そんな旅行客向けに、鉄道各社がさまざまな割引切符を販売している。
例えば、JR東海の「新春こだま&ワイドビューフリーきっぷ」は、東京と新大阪間の新幹線「こだま」号の普通車自由席とJR東海在来線、伊勢鉄道線の普通車自由席を、1月1日の1日限定で自由に何回でも乗り降りできる。名古屋・新大阪間については新幹線「ひかり」号の普通自由席にも乗車できる。価格は大人が1万3,000円、子供が3,000円。日帰りで出掛ける際に利用するとお得だ。平成25年1月1日まで販売されている。
伊勢神宮へ初詣を予定している人向けには、「伊勢神宮初詣割引きっぷ」がある。「伊勢神宮初詣割引きっぷ」は、阪神高速線を除く阪神鉄道全線の各駅と、近鉄の伊勢市駅から賢島駅間が乗り降り自由になる切符に、近鉄の大阪難波駅から伊勢市駅間の往復乗車券と特急券がセットになっている。有効期間は12月30日から平成25年1月31日までで、乗車開始日から連続3日間利用できる。価格は大人5,500円、子供2,800円。伊勢神宮の参拝記念品や伊勢志摩の観光施設優待割引などのおまけもある。
南海電鉄の「初詣フリーチケット2013」は、12月31日から平成25年1月9日のうち好きな2日間、南海電鉄全線が乗り放題になる切符。価格は大人が2,000円、子供が1,000円。南海電鉄沿線の住吉大社や淡嶋神社、高野山などへ初詣を予定している人にはおすすめだ。
一方、茨城県のひたちなか海浜鉄道は、初日の出・初詣列車「急行あじがうら号2013」の運行を予定している。勝田駅から阿字ヶ浦駅の間が、1日乗り放題になる「特別1日フリー乗車券(大人800円、小人400円)」もあるので、あわせて利用するといいだろう。
初日の出や初詣にあわせたお得な切符は、地域の鉄道会社などで企画しているところが多い。出掛ける前に、訪問先の鉄道会社をチェックしてみるといいだろう。
http://news.goo.ne.jp/article/moneyzine/life/moneyzine_206567.html