知らなければよかったけど、知っておいた方がいい事…そのうちのひとつを今からご紹介しますので、覚悟を決めた方だけ以下お進みください。
ご存知でしょうか、人の口の中には膿栓・通称「臭い玉」と呼ばれるものがあったりするらしいです。自分もつい先日その存在を知り、友人に尋ねて回ったところ「ああ、あれ!」と、膿栓という名前は知らずとも心当たりある数名もいて、誰しもが持っているかもしれないこの、とても臭い玉について、教えて!gooからご紹介します。
まず膿栓についてですが、ごく大雑把にいいますと、喉の奥の方にある小さなくぼみに、体の中で作られた膿や食べカスが溜まってできた、白・もしくは黄色っぽい塊のことです。咳やくしゃみなどのふとしたはずみで出てきたり、痰に混ざっていたりするのですが、天下のウィキペディアいわく、「潰すと下水道が逆流した際のような強い臭気を放つ」とのことで、この一文を書いた人は絶対人を怖がらせて楽しんでいるだろうと思うのですが、それだけ迫力を備えた臭気がするということでしょう。そして別に潰さなくとも、これがあるだけで口臭の原因になります。
予防としては歯をしっかり磨くことや、
「(うがい用のヨードで)朝晩ウガイをしっかり行なっていれば、徐々に減る人もいます」(timeupさん)
らしいです。また、耳鼻科に行くと除去してもらえるそうですが、自分で取る方法もあるようです。
「朝起きたてで、えへんえへんやってるとポロっといくことがあります」(goobest_2004さん)
「(舌をうまく動かすなどして)上手く膿栓のツブを吐き出すのですが、熟練が必要のようです」(nipponjinさん)
他にもめん棒、耳かきなどを使うといいらしいのですが、大変傷つきやすい部位でもあるため、「あまりおすすめはできない」というのが大方の見解です。YouTubeにもいくつか自分で除去する動画があがっていましたが、本当に気になるようだったらまずは病院で診てもらいましょう。
通常の臭い玉は、ただにおいがするだけの玉なので、取ってしまえば解決万歳ですが、病気のサインである場合もあります。
「ワタクシは、10年以上前ですが、扁桃腺の液状の膿が取っても取ってもまったく無くならなくて、血液検査をしてもらったところ、急性肝炎だったことがわかって即入院になりました」(bellatrixさん)
ひどい場合は、やはり専門医に相談しましょう。
さあ、はたしてこの記事を読んで膿栓の存在を知った方の中には、今後「自分は膿栓あるのかな…」という不安の十字架を背負って生きていくことになってしまったわけですが、案ずることはありません。あなたの知らないところで「アイツの口は下水が逆流したにおいがする」と言われる前に、不安と闘い、膿栓撃退し、素敵な口臭を手に入れて、心置きなくキスしまくりましょう!