最後は美しく終わりたい…。
人間誰でもいつか死は訪れます。皆さんは自分が死んだときにその後をどうするか、既に決めているでしょうか? 流通ジャーナリストの金子哲雄さんが、最後までセルフプロデュースして旅立ち、多くの人々に感動を与えたのは記憶に新しいですね。
人によってさまざまな美学はあると思いますが、お世話になった人々に迷惑をかけないためにも、死ぬ前に死後の道筋をつけておくのは大切なことです。
今回は死を迎える準備を手伝ってくれるサイト「Everplans」をご紹介します。
「Everplans」では葬儀の準備をしたり、遺族に重要な書類を残したり、残されて悲しんでしまう人を慰めたりする手助けをしてくれます。
あなたが生前に済ましておくべき手続きをステップバイステップでガイド。具体的には、遺言書、委任状の作成、生命保険の加入などが挙げられます。また、豊富な参考資料と、「残しておくべき書類のチェックリスト」など、「自分が旅立つための基礎知識」が網羅されています。
このほかにも、終末期の問題を抱えた方が近くにいる場合のアドバイスや、誰かの葬儀を任されたときの情報が載っています。また、現在開発中の葬儀情報ツールを使えば、家族や友人たちにあなたの通夜や葬儀に関する情報を知らせることも可能です。開発者のMeetup社CEO、スコット・ハイファマン氏は、このサイトについて「いつかは死を迎えるすべての人へ、そして、誰もがいずれ死ぬことを知っているすべての人へ…」と言っています。
元気なうちから、死んだときのことを考えるのは気が引けるかもしれませんが、人間何が起こるかは分からないものです。元気な今だからこそ、真剣に自分の「最期」を考えてみませんか?
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/living/lifehacker_28011.html