今月、村上市の住宅に侵入し、この家に住む88歳の男性を暴行して殺害したとして殺人などの疑いで逮捕された男について、新潟地方検察庁は責任能力を確認するため、精神鑑定を行うことになりました。
新発田市のトラック運転手、大宅貞雄容疑者(54歳)は、今月 4日、村上市坂町の住宅に侵入し、この家に1人で住んでいた國井甲太郎さん(88歳)の顔や胸などに暴行を加えて殺害したとして殺人などの疑いで逮捕されました。これまでの調べに対して、大宅容疑者は住宅への侵入は認めたものの暴行については「酒に酔っていて何も覚えていない」と供述しているということです。
新潟地方検察庁は犯行当時の飲酒による影響など責任能力を確認する必要があるとして、20日から3か月あまりかけて大宅容疑者の精神鑑定を行い、刑事責任を問えるかどうか調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033625951.html?t=1353451307474