値上げの10月です。1日からバターとチーズが値上がりするほか、環境税の導入で電気代やガス料金の値上げも懸念されます。ガソリンについては価格を据え置く給油所が目立ちますが、こちらも将来的にはどうなるか分かりません。
ガソリン販売店:「1リットルあたり25銭という(端数の)金額もあるので、このままの営業(価格)になる」「(Q.今後の環境税引き上げについて)こちらでも、(価格を)上げざるを得ないというのはある」
石油石炭税に上乗せされる環境税は、石油1キロリットルあたり250円ですが、ガソリンスタンドの多くが当面は負担する見通しです。しかし、業界団体によりますと、いずれはガソリン価格に転嫁せざるを得ないとしています。電気料金は、東京電力が標準家庭で14.5円上乗せするほか、ほかの電力会社も今後、値上げする見通しです。また、東京ガスが10円以内の値上げを検討しています。
一方、食用油は、日清オイリオとJ−オイルミルズのサラダ油など2種類で1キロあたり10円以上の値上がりとなります。雪印メグミルクは「北海道バター200g」が370円から385円となるなど4品目で最大4.4%上がるほか、「さけるチーズ」7品目も5円から10円の値上げとなります。カルピスは「特選バター」を30円値上げするとしています。
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